病気の症状を伝えるなど薬局で使える韓国語は何がある?使いやすいフレーズ5選も紹介!
楽しいはずの韓国旅行中や、慣れない韓国生活の中で、思いがけず体調を崩してしまう…。そんな時、まず頼りになるのが街の薬局(약국 – ヤックク)です。軽い風邪の症状や頭痛、腹痛くらいであれば、薬局で市販薬を購入して対処できる場合も多いでしょう。
しかし、問題は言葉の壁。「頭が痛い」「熱がある」「咳が出る」といった自分の症状を、どうやって韓国語で伝えればいいのか? どんな薬を求めればいいのか? 飲み方や注意点はどう聞けばいいのか? 体調が悪い時に、慣れない外国語でコミュニケーションをとるのは、さらに不安を感じてしまうかもしれません。
この記事では、そんな「もしも」の時に備えて、韓国の薬局で自分の症状を伝えたり、薬について質問したりする際に使える、実践的な韓国語フレーズを詳しくご紹介します。基本的な単語から、具体的な症状の表現、薬の頼み方、そして薬剤師さんとのコミュニケーションで役立つ必須フレーズ5選まで、幅広くカバーします。この記事を読んで、いざという時に慌てず、適切に対応できるよう準備しておきましょう。
まずは基本単語!「薬局」「薬」関連の言葉
薬局でのコミュニケーションに必要な、基本的な単語から押さえていきましょう。「薬局」や「薬剤師」、そして「薬」の種類や形状に関する韓国語です。
「薬局」と「薬剤師」:약국 (ヤックク) / 약사 (ヤクサ)
まず、薬を買う場所である「薬局」と、そこで薬を扱っている専門家「薬剤師」の呼び方です。
- 薬局:약국 (ヤックク / Yakguk)
- 韓国の街中には、緑色の十字マークに「약」という文字が書かれた看板を掲げた薬局がたくさんあります。処方箋なしで購入できる一般医薬品(市販薬)を販売しているほか、病院で発行された処方箋(처방전 – チョバンジョン)に基づいて薬を調剤する役割も担っています。
- 薬剤師:약사 (ヤクサ / Yaksa)
- 薬局にいる薬の専門家です。症状を説明すれば、適切な市販薬を選んでくれたり、簡単なアドバイスをしてくれたりします。親しみを込めて、あるいは敬意を表して呼ぶ際は、「様」にあたる「님(ニム)」をつけて「약사님 (ヤクサニム)」と呼ぶのが一般的です。
- 関連語:
- 처방전 (チョバンジョン / Cheobangjeon): 処方箋
- 일반의약품 (イルバヌイヤクプム / Ilbaneuiyakpum): 一般医薬品(市販薬)
- 처방전 없이 살 수 있는 약 (チョバンジョン オプシ サル ス インヌン ヤク): 処方箋なしで買える薬(=市販薬) ※「없이(オプシ)」は~なしで、「살 수 있다(サル ス イッタ)」は買うことができる。
薬局の場所を探したり、薬剤師さんに話しかけたりする際に、これらの単語を知っていると便利です。
「薬」の種類と形状:알약 (アルリャク) / 가루약 (カルヤク) / 물약 (ムルリャク)
「薬」そのものを指す一般名詞は「약 (ヤク / Yak)」ですが、薬には様々な種類や形状があります。これらを区別する言葉も知っておくと、より具体的に薬について話せます。
- 薬(一般名詞): 약 (ヤク / Yak)
- 形状による分類:
- 알약 (アルリャク / Allyak): 錠剤、カプセル剤、丸薬など、固形の粒状の薬全般。「알(アル)」は粒や卵などを意味します。
- 가루약 (カルヤク / Garuyak): 粉薬。「가루(カル)」は粉。
- 물약 (ムルリャク / Mullyak): 水薬、液体薬。「물(ムル)」は水。シロップ状のものは「시럽 (シロプ / Sireop)」とも言います。
- 用途・形状による分類:
- 연고 (ヨンゴ / Yeon-go): 軟膏
- 파스 (パス / Paseu): 湿布薬(※英語の”Plaster”が語源とも言われる)
- 밴드 (ペンドゥ / Baendeu) / 반창고 (パンチャンゴ / Banchanggo): 絆創膏
- 薬の種類(用途別 – 後述の「薬をお願いする」も参照):
- 감기약 (カムギヤク / Gamgiyak): 風邪薬
- 두통약 (トゥトンヤク / Dutongyak): 頭痛薬
- 소화제 (ソファジェ / Sohwaje): 消化剤
- 진통제 (チントンジェ / Jintongje): 鎮痛剤
- 해열제 (ヘヨルチェ / Haeyeolje): 解熱剤
- 기침약 (キチムニャク / Gichimnyak): 咳止め薬
- 알레르기약 (アルレルギヤク / Allergiyak): アレルギーの薬
- 안약 (アニャク / Anyak): 目薬
- 멀미약 (モルミヤク / Meolmiyak): 酔い止め薬
これらの単語を知っていると、自分が欲しい薬の種類や形状を伝えたり、薬剤師さんの説明を理解したりするのに役立ちます。
体の不調を伝える:よくある症状の表現
薬局で適切な薬を選んでもらうためには、まず自分の症状(증상 – チュンサン)を正確に伝えることが重要です。ここでは、よくある体の不調を韓国語で表現する方法を見ていきましょう。
「痛い」「熱がある」「風邪気味」:아프다 / 열나다 / 감기 기운
痛み、発熱、風邪の初期症状など、頻度の高い症状の表現です。
- 痛み (아프다 – アプダ / Apeuda – 痛い、具合が悪い):
- 痛む体の部位に、助詞「-이/가(イ/ガ – ~が)」を付け、その後ろに「아파요 (アパヨ / Apayo – 痛いです)」を続けます。
- 머리가 아파요. (モリガ アパヨ。) – 頭が痛いです。 (頭痛) ※「머리(モリ)」は頭。
- 목이 아파요. (モギ アパヨ。) – 喉が痛いです。 (喉の痛み) ※「목(モク)」は首、喉。
- 배가 아파요. (ペガ アパヨ。) – お腹が痛いです。 (腹痛) ※「배(ペ)」はお腹、腹部。
- 이가 아파요. (イガ アパヨ。) – 歯が痛いです。 (歯痛) ※「이(イ)」は歯。
- 허리가 아파요. (ホリガ アパヨ。) – 腰が痛いです。 (腰痛) ※「허리(ホリ)」は腰。
- 온몸이 아파요. (オンモミ アパヨ。) – 体中が痛いです。 (全身の痛み、倦怠感) ※「온몸(オンモム)」は全身。
- 発熱 (열 – ヨル / Yeol – 熱):
- 「熱が出る」は「열(이) 나다 (ヨリ ナダ / Yeori nada)」と言います。
- 열(이) 나요. (ヨリ ナヨ。) – 熱があります。 / 熱が出ます。
- 열(이) 있는 것 같아요. (ヨリ インヌン ゴッ カタヨ。) – 熱があるみたいです。 ※「-는 것 같다(ヌン ゴッ カッタ)」は「~のようだ、~みたいだ」。
- 열이 높아요. (ヨリ ノパヨ。) – 熱が高いです。 ※「높다(ノプタ)」は高い。
- 風邪の症状 (감기 – カムギ / Gamgi – 風邪):
- 감기 기운(이) 있어요. (カムギ キウニ イッソヨ。) – 風邪気味です。 / 風邪の気配があります。 ※「기운(キウン)」は気配、兆候、エネルギー。風邪のひき始めによく使う表現。
- 감기에 걸렸어요. (カムギエ コルリョッソヨ。) – 風邪をひきました。 ※「걸리다(コルリダ)」は(病気に)かかる。
- 기침(이) 나요. (キチミ ナヨ。) – 咳が出ます。 ※「기침(キチム)」は咳。
- 콧물(이) 나요. (コンムリ ナヨ。) – 鼻水が出ます。 ※「콧물(コンムル)」は鼻水。「코(コ)」は鼻、「물(ムル)」は水。
- 코(가) 막혀요. (コガ マキョヨ。) – 鼻が詰まります。 ※「막히다(マキダ)」は詰まる。
- 몸살(이) 났어요. (モムサリ ナッソヨ。) – 体がだるいです。 / 体の節々が痛いです。 ※「몸살(モムサル)」は過労や風邪による体の不調、だるさ、体の節々の痛みを指す言葉。「몸살(이) 나다」で「体調を崩す」。
これらの基本的な症状表現を覚えておけば、多くの場面で自分の状態を伝えることができます。
消化不良・吐き気など:「속이 안 좋다」「토할 것 같다」
胃腸の不調や吐き気なども、旅行中には起こりやすいトラブルです。関連する表現を見てみましょう。
- 胃腸の不調・消化不良:
- 속(이) 안 좋아요. (ソギ アン チョアヨ。) – 胃の調子が悪いです。 / 胸焼けがします。 ※「속(ソク)」は「中、内部」を意味し、特に胃腸や胸のあたりを指すことが多いです。「속이 안 좋다」は、消化不良、胃もたれ、胸焼け、気分が悪いなど、胃腸系の不調全般を表す非常に便利な表現です。
- 체했어요. (チェヘッソヨ。) – 胃もたれしています。 / 消化不良を起こしました。 ※「체하다(チェハダ)」は食べ物が消化されず胃につかえる、胃もたれする、食あたりする、という意味の動詞。
- 소화가 안 돼요. (ソファガ アン ドェヨ。) – 消化がうまくできません。 / 消化不良です。 ※「소화(ソファ)」は消化。「소화가 안 되다(ソファガ アン ドェダ)」で消化不良。
- 吐き気:
- 속(이) 울렁거려요. (ソギ ウルロンゴリョヨ。) – 胸がむかむかします。 / 吐き気がします。 ※「울렁거리다(ウルロンゴリダ)」は(胃や胸が)むかむかする、吐き気がするという意味。
- 토할 것 같아요. (トハル コッ カタヨ。) – 吐きそうです。 ※「토하다(トハダ)」は吐く、嘔吐する。「-ㄹ 것 같다(ル コッ カッタ)」は「~しそうだ」。今にも吐きそうな状態。
- 下痢・便秘:
- 설사(를) 해요. (ソルサルル ヘヨ。) – 下痢をしています。 ※「설사(ソルサ)」は下痢。
- 변비(가) 있어요. (ピョンビガ イッソヨ。) – 便秘です。 ※「변비(ピョンビ)」は便秘。
これらの表現を使って、具体的な胃腸のトラブルを伝えましょう。「속이 안 좋아요」は汎用性が高いので、覚えておくと特に便利です。
薬をお願いする:「〜の薬をください」
自分の症状を伝えたら、次はそれに対応する薬をお願いする必要があります。「〇〇の薬」という形で、欲しい薬の種類を伝えるフレーズを学びましょう。
症状に対応する薬を求める:「頭痛薬」「風邪薬」
最も簡単なのは、症状名に「薬(약 – ヤク)」を付けてお願いする方法です。
- 基本構造: [症状名] + 약 (ヤク) + 주세요 (チュセヨ – ください).
- よく使う薬の例:
- 두통약 주세요. (トゥトンニャク チュセヨ。) – 頭痛薬ください。 ※「두통(トゥトン)」は頭痛。
- 감기약 주세요. (カムギヤク チュセヨ。) – 風邪薬ください。 ※「감기(カムギ)」は風邪。
- 소화제 주세요. (ソファジェ チュセヨ。) – 消化剤ください。 ※「소화제(ソファジェ)」は消化剤。胃もたれ、消化不良に。
- 진통제 주세요. (チントンジェ チュセヨ。) – 鎮痛剤ください。 ※「진통제(チントンジェ)」は鎮痛剤。痛み止め全般に使えます(頭痛、生理痛、歯痛など)。
- 해열제 주세요. (ヘヨルチェ チュセヨ。) – 解熱剤ください。 ※「해열제(ヘヨルチェ)」は解熱剤。熱さまし。
- 기침약 주세요. (キチムニャク チュセヨ。) – 咳止め薬ください。 ※「기침(キチム)」は咳。
- 지사제 주세요. (チサジェ チュセヨ。) – 下痢止めください。 ※「지사제(チサジェ)」は止瀉剤、下痢止め。
- 알레르기약 주세요. (アルレルギヤク チュセヨ。) – アレルギーの薬ください。 ※「알레르기(アルレルギ)」はアレルギー。
- 멀미약 주세요. (モルミヤク チュセヨ。) – 酔い止め薬ください。 ※「멀미(モルミ)」は乗り物酔い。
このように、「〇〇薬(ヤク)」という形で覚えておくと、欲しい薬を直接的に伝えることができて便利です。薬剤師さんも理解しやすいでしょう。
具体的な状況説明+薬の依頼:「喉が痛いので薬を…」
より丁寧に、あるいは具体的に状況を説明してから薬をお願いしたい場合は、症状を説明する文に続けて依頼します。
- 基本構造: [症状の説明] + -(아/어)서 (-ア/オソ – ~なので、~だから) + (그런데 – クロンデ – なのですが ※任意) + [薬の種類] + 좀 주세요 / 있을까요? (チョム チュセヨ / イッスルカヨ? – ちょっとください / ありますでしょうか?)
- 例文:
- 목이 너무 아파서 그런데, 목감기약 좀 주세요. (モギ ノム アパソ クロンデ, モクカムギヤク チョム ジュセヨ。) – 喉がとても痛いのですが、喉風邪の薬をちょっとください。 ※「목감기약(モクカムギヤク)」は喉の痛みに効く風邪薬。
- 어제부터 열이 있어서요. 해열제 있을까요? (オジェプト ヨリ イッソソヨ。 ヘヨルチェ イッスルカヨ?) – 昨日から熱がありまして。解熱剤はありますでしょうか? ※「어제부터(オジェプト)」は昨日から。「-아서요/어서요(アソヨ/オソヨ)」は「~でして」という柔らかい理由説明。「있을까요?(イッスルカヨ?)」は「ありますでしょうか?」という丁寧な問いかけ。
- 기침이랑 콧물이 심해서 왔어요. 먹는 감기약 주세요. (キチミラン コンムリ シメソ ワッソヨ。モンヌン カムギヤク ジュセヨ。) – 咳と鼻水がひどくて来ました。飲むタイプの風邪薬をください。 ※「-(이)랑(イラン/ラン)」は「~と」。「심하다(シマダ)」はひどい。「먹는 약(モンヌン ヤク)」は飲む薬(錠剤や液体など)。
- 속이 계속 안 좋은데, 좋은 소화제 있어요? (ソギ ケソク アン チョウンデ, チョウン ソファジェ イッソヨ?) – 胃の調子がずっと良くないのですが、良い消化剤はありますか? ※「계속(ケソク)」はずっと。「좋은(チョウン)」は良い。「-ㄴ/은데(ン/ウンデ)」は「~なのですが」。
このように、まず自分の症状を具体的に伝え、それから関連する薬を尋ねる、あるいはお願いするという流れが、薬剤師さんにとっても状況を把握しやすく、適切な薬を提案してもらいやすくなります。
飲み方・使い方を確認する:用法・用量を尋ねる
薬を購入したら、それで終わりではありません。その薬をいつ、どのように、どれくらい使えばいいのか、用法・用量、そして注意事項をしっかり確認することが非常に重要です。
服用方法の質問:「いつ、どのように飲みますか?」
薬の飲み方や使い方に関する基本的な質問です。
- 飲み方・使い方全般:
- 이 약 어떻게 먹어요? (イ ヤク オットッケ モゴヨ?) – この薬、どうやって飲みますか? ※飲み薬(内服薬)の場合の基本質問。「어떻게(オットッケ)」はどうやって。
- 이거 어떻게 사용해요? (イゴ オットッケ サヨンヘヨ?) – これ、どうやって使いますか? ※塗り薬(연고 – ヨンゴ)や湿布(파스 – パス)など、外用薬の場合。「사용하다(サヨンハダ)」は使用する。
- 服用タイミング:
- 언제 먹으면 돼요? (オンジェ モグミョン トェヨ?) – いつ飲めばいいですか? ※「언제(オンジェ)」はいつ。「-(으)면 되다(ウミョン/ミョン トェダ)」は「~すればよい」。
- 식전에 먹어요? 식후에 먹어요? (シクチョネ モゴヨ? シクエ モゴヨ?) – 食前に飲みますか?食後に飲みますか? ※「식전(シクチョン)」は食前、「식후(シク)」は食後。
- 하루에 몇 번 먹어요? (ハルエ ミョッ ポン モゴヨ?) – 1日に何回飲みますか? ※「하루(ハル)」は1日、「몇 번(ミョッ ポン)」は何回。
- 몇 시간마다 먹어야 돼요? (ミョッ シガンマダ モゴヤ トェヨ?) – 何時間ごとに飲まなければなりませんか? ※「-마다(マダ)」は~ごと。「-아야/어야 되다(アヤ/オヤ トェダ)」は「~しなければならない」。
- 服用量:
- 한 번에 몇 알 먹어요? (ハン ボネ ミョダル モゴヨ?) – 1回に何錠飲みますか? ※「한 번(ハン ボン)」は1回。「알(アル)」は錠剤を数える単位。
- 얼마나 발라야 돼요? (オルマナ パルラヤ トェヨ?) – どれくらい塗らなければなりませんか? ※塗り薬の場合。「얼마나(オルマナ)」はどれくらい、「바르다(パルダ)」は塗る。
薬剤師さんは通常、薬を渡す際に説明してくれますが、聞き取れなかった場合や、再確認したい場合にこれらのフレーズを使って質問しましょう。
注意事項の確認:「副作用は?」「注意点はありますか?」
薬によっては副作用があったり、使用上の注意が必要な場合があります。気になる点は遠慮なく質問しましょう。
- 副作用:
- 부작용은 없어요? (プジャギョンウン オプソヨ?) – 副作用はありませんか? ※「부작용(プジャギョン)」は副作用。
- 혹시 졸릴 수 있어요? (ホクシ チョルリル ス イッソヨ?) – もしかして眠くなることがありますか? ※「졸리다(チョルリダ)」は眠い。「-ㄹ 수 있다(ル ス イッタ)」は「~することがある、~する可能性がある」。運転前など、眠気の有無を確認したい時に。
- 注意事項:
- 주의사항 있어요? (チュイサハン イッソヨ?) – 注意事項はありますか? ※「주의사항(チュイサハン)」は注意事項。
- 술 마셔도 괜찮아요? (スル マショド クェンチャナヨ?) – お酒を飲んでも大丈夫ですか? ※薬とお酒の飲み合わせを確認。
- 다른 약이랑 같이 먹어도 돼요? (タルン ヤギラン カッチ モゴド トェヨ?) – 他の薬と一緒に飲んでもいいですか? ※他に服用中の薬がある場合。「다른 약(タルン ヤク)」は他の薬。「-(이)랑(イラン/ラン)」は~と。「같이(カッチ)」は一緒に。
- 임신 중인데 먹어도 돼요? (イムシン チュンインデ モゴド トェヨ?) – 妊娠中なのですが、飲んでもいいですか? ※「임신 중(イムシン チュン)」は妊娠中。妊娠中や授乳中の方は必ず確認しましょう。
安全に薬を使用するために、用法・用量だけでなく、注意事項もしっかり確認することが大切です。不安な点があれば、遠慮せずに薬剤師さんに尋ねましょう。
実践!薬局で使える必須フレーズ5選
最後に、韓国の薬局で症状を伝えたり薬を求めたりする際に、特に役立つ必須フレーズを5つ厳選してご紹介します。これらのキーフレーズを覚えて、いざという時に備えましょう。
フレーズ1:症状を伝える基本形「[体の部位] + -이/가 아파요」
- 韓国語: [体の部位] + -이/가 아파요. ([体の部位] -i/ga apayo.)
- 意味: [体の部位]が痛いです。
- 解説: 頭痛、腹痛、喉の痛みなど、体のどこかが痛む時に使える最も基本的な症状表現です。痛む部位の韓国語(머리, 목, 배 など)に助詞「-이/가」を付け、「아파요(痛いです)」と続けます。指で痛む箇所を示しながら言うと、より伝わりやすいでしょう。多くの体調不良は痛みから始まることが多いので、使用頻度の高い必須フレーズです。
- 例: 머리가 아파요. (モリガ アパヨ。 – 頭が痛いです。)
フレーズ2:具体的な薬を求める「[症状] 약 주세요」
- 韓国語: [症状] 약 주세요. ([症状] yak juseyo.)
- 意味: [症状]の薬をください。
- 解説: 欲しい薬の種類が分かっている場合に、直接的かつ明確に依頼できるフレーズです。「감기(風邪)」「두통(頭痛)」「소화불량(消化不良)」などの症状を表す名詞に「약(薬)」を付け、「주세요(ください)」と続けます。薬剤師さんも、どの種類の薬を探しているのかすぐに理解できます。
- 例: 감기약 주세요. (カムギヤク チュセヨ。 – 風邪薬ください。)
フレーズ3:症状+薬の依頼(丁寧)「[症状]-(아/어)서 그런데, [薬の種類] 있을까요?」
- 韓国語: [症状]-(아/어)서 그런데, [薬の種類] 있을까요? ([症状]-(a/eo)seo geureonde, [薬の種類] isseulkkayo?)
- 意味: [症状]なのですが、[薬の種類]はありますでしょうか?
- 解説: まず自分の症状を「-(아/어)서(~なので)」と理由を述べる形で伝え、クッション言葉「그런데(クロンデ – なのですが)」を挟んでから、「있을까요?(ありますでしょうか?)」と薬の有無を丁寧に尋ねる表現です。症状を説明しつつ、押し付けがましくなく薬を求めることができる、非常に丁寧で実用的なフレーズです。
- 例: 목이 아파서 그런데, 목감기약 있을까요? (モギ アパソ クロンデ, モクカムギヤク イッスルカヨ? – 喉が痛いのですが、喉風邪薬はありますでしょうか?)
フレーズ4:服用方法の確認「이 약 어떻게 먹어요?」
- 韓国語: 이 약 어떻게 먹어요? (イ ヤク オットッケ モゴヨ?)
- 意味: この薬、どうやって飲みますか?
- 解説: 購入した薬(特に飲み薬)の服用方法を確認するための必須フレーズです。「이 약(この薬)」+「어떻게(どうやって)」+「먹어요?(飲みますか?)」。これで、用法・用量(いつ、何錠、食前/食後など)に関する説明を促すことができます。塗り薬などには「어떻게 사용해요? (オットッケ サヨンヘヨ? – どうやって使いますか?)」を使います。
- 使用場面: 薬を受け取った後、薬剤師さんに飲み方・使い方を確認する時。
フレーズ5:感謝と確認「감사합니다. / 얼마예요?」
- 韓国語: 감사합니다. (カムサハムニダ。) / 얼마예요? (オルマエヨ?)
- 意味: ありがとうございます。 / いくらですか?
- 解説: 薬局でのやり取りの最後に不可欠な二つのフレーズです。薬剤師さんに症状を聞いてもらったり、薬を選んでもらったり、説明を受けたりしたら、必ず「감사합니다(ありがとうございます)」と感謝の気持ちを伝えましょう。そして、支払いが必要な場合は「얼마예요?(いくらですか?)」で金額を確認します。丁寧な感謝とスムーズな会計で、コミュニケーションを締めくくります。
- 使用場面: 薬剤師さんの説明が終わった後、支払いをする時。
まとめ
今回は、韓国の薬局で使える韓国語フレーズについて、症状の伝え方から薬の頼み方、用法・用量の確認まで詳しくご紹介しました。旅行中や慣れない土地での体調不良は不安なものですが、「머리가 아파요(頭が痛いです)」「감기약 주세요(風邪薬ください)」「이 약 어떻게 먹어요?(この薬どうやって飲みますか?)」といった基本的なフレーズを知っておくだけで、落ち着いて対処できる場面が増えるはずです。特に、症状を説明しつつ丁寧に薬を尋ねる「[症状]-(아/어)서 그런데, [薬の種類] 있을까요?」や、最後の感謝「감사합니다」は、円滑なコミュニケーションのために非常に役立ちます。いざという時に備えてこれらの表現を覚えておき、もしもの時も安心して韓国での時間を過ごせるようにしましょう。
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