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韓国語で「写真を撮ってもらってもいいですか?」は何て言えばいい?使いやすいフレーズ5選も紹介!

韓国旅行で訪れた美しい景色、歴史的な建造物、あるいは美味しいグルメとの出会い。そんな素敵な瞬間を写真に収めたいと思うのは自然なことですよね。友達や家族と一緒なら、全員で写った記念写真が欲しくなりますし、一人旅でも、その場所に自分がいた証を残したいものです。

しかし、周りに頼める人がいない場合や、グループ全員で写りたい時、誰かに「すみません、写真を撮っていただけませんか?」とお願いする必要が出てきます。特に、相手が現地の人だった場合、韓国語でどのように声をかけ、お願いすれば良いのか、少し戸惑ってしまうかもしれません。不躾に聞こえないか、忙しいのに迷惑じゃないか、カメラの操作は説明できるか…など、考え出すと躊躇してしまうこともあるでしょう。

この記事では、そんな時に役立つ、「写真を撮ってください」と韓国語で丁寧にお願いするためのフレーズを徹底解説します。声をかける際の基本マナーから、具体的な依頼の仕方、カメラの操作説明、そして撮影後のお礼まで、一連の流れで使える表現を網羅。さらに、これさえ覚えておけば安心!という必須フレーズも5つ厳選してご紹介します。この記事をマスターして、韓国旅行の素晴らしい思い出を、素敵な写真と共にたくさん残しましょう!

まずは基本単語!「写真」「撮る」関連の言葉

写真撮影をお願いする会話に不可欠な、基本的な単語を確認しましょう。「写真」や「カメラ」、そして「撮る」という動作を表す言葉を知ることが、スムーズなコミュニケーションへの第一歩です。

「写真」とその周辺語彙:사진 (サジン)

まずは「写真」そのものと、関連する機材などの単語です。

  • 写真:사진 (サジン / Sajin)
    • 最も一般的な「写真」を意味する言葉です。
  • カメラ:카메라 (カメラ / Kamera)
    • 英語の “Camera” から来た外来語です。
  • スマートフォン:
    • 스마트폰 (スマトゥポン / Seumateupon): スマートフォン (英語 Smartphone)
    • 핸드폰 (ヘンドゥポン / Haendeupon): 携帯電話 (和製英語 “Hand phone” に由来すると言われるが、韓国で最も一般的に使われる「携帯電話」の呼称)。略して「폰 (ポン / Pon)」とも言います。
    • 写真をお願いする際は、多くの場合スマートフォンを使うことになるでしょう。
  • 写真を撮るという行為:
    • 사진(을) 찍다 (サジヌル チッタ / Sajin(eul) jjikda): 写真を撮る
      • 「찍다 (チッタ / Jjikda)」は「(印などを)押す、つける」「(液体に)つける」など多くの意味がありますが、「写真を撮る」「映像を撮る」という意味で非常によく使われます。助詞「-을/를 (ウル/ルル – ~を)」は会話では省略されることもあります。
    • 例:
      • 사진 찍어요. (サジン チゴヨ。) – 写真を撮ります/撮りましょう。
      • 예쁜 사진 찍고 싶어요. (イェップン サジン チッコ シポヨ。) – きれいな写真を撮りたいです。 ※「예쁘다(イェップダ)」はきれいだ、かわいい。「-고 싶다(コ シプタ)」は~したい。

これらの基本単語は、写真に関する会話の様々な場面で登場します。

誰かに「撮ってもらう」ニュアンスの表現

自分で撮るのではなく、「誰かに撮ってもらう」という状況で使われる表現の基礎を見てみましょう。

  • 「-아/어 주다 (-ア/オ ジュダ / -a/eo juda)」の活用:
    • この形は「~してあげる / ~してくれる」という意味を表し、依頼の文脈では「~してください(私のために)」というニュアンスになります。写真をお願いする際のフレーズの根幹となる部分です。
    • 찍어 주다 (チゴ ジュダ / Jjigeo juda): 撮ってあげる / 撮ってくれる
    • これを依頼形にすると、「찍어 주세요 (チゴ ジュセヨ / Jjigeo juseyo) – 撮ってください」となります。これが「写真を撮ってください」の基本形です。
  • 例文:
    • 사진 좀 찍어 주세요. (サジン チョム チゴ ジュセヨ。) – 写真をちょっと撮ってください。 ※「좀(チョム – ちょっと)」を付けると、依頼のニュアンスが和らぎます。
    • 저희 사진을 찍어 주실 수 있으세요? (チョヒ サジヌル チゴ ジュシル ス イッスセヨ?) – 私たちの写真を撮っていただくことは可能でしょうか? ※「저희(チョヒ)」は私たち(丁寧)。より丁寧な依頼の形(後述)。

このように、「찍다(撮る)」に依頼のニュアンスを加える「-아/어 주다」を組み合わせることで、「(私のために)写真を撮ってください」という意味を表現します。

「撮っていただけませんか?」丁寧な依頼の形

見知らぬ人に何かをお願いする際は、丁寧な言葉遣いが不可欠です。「写真を撮ってください」という依頼も、丁寧さのレベルに応じていくつかの表現があります。失礼なく、快くお願いを聞いてもらえるような言い方をマスターしましょう。

基本の依頼形「-아/어 주세요」の応用

前述の通り、「-아/어 주세요 (-ア/オ ジュセヨ)」は「~してください」という丁寧な依頼の基本形です。「사진(을) 찍다(写真を撮る)」と組み合わせることで、写真撮影をお願いする基本的なフレーズになります。

  • 基本フレーズ:
    • 사진 좀 찍어 주세요. (サジン チョム チゴ ジュセヨ。) – 写真をちょっと撮ってください。 これが最もシンプルで、かつ一般的に使われる丁寧な依頼です。「좀(ちょっと)」がクッション言葉の役割を果たします。
  • 主語や対象を明確にする:
    • 저희 사진 좀 찍어 주세요. (チョヒ サジン チョム チゴ ジュセヨ。) – 私たち(の)写真をちょっと撮ってください。 ※グループで撮ってほしい場合に「저희(私たち、丁寧)」を加えます。
    • 제 핸드폰으로 사진 좀 찍어 주세요. (チェ ヘンドゥポヌロ サジン チョム チゴ ジュセヨ。) – 私の携帯電話で写真をちょっと撮ってください。 ※「제 핸드폰(私の携帯)」+「-(으)로(ウロ/ロ – ~で、~を使って)」。自分のスマホやカメラを渡しながら言う場合に。

この「-아/어 주세요」の形は、様々な動詞に付けることができる万能な依頼表現です。写真撮影のお願いにおいても、まずこれを覚えておけば多くの場面で対応できます。

より丁寧な依頼形「-아/어 주시겠어요? / -아/어 주실 수 있으세요?」

「-아/어 주세요」よりもさらに丁寧さや相手への配慮を示したい、特に見ず知らずの相手に丁寧にお願いしたい場合には、以下の表現がより適しています。

  • 「-아/어 주시겠어요? (-ア/オ チュシゲッソヨ?)」: ~していただけますでしょうか?
    • 「-아/어 주다」に尊敬の「-시-」と、相手の意向をより丁寧に伺う疑問形「-겠어요?」が付いた形です。「-아/어 주세요」よりも依頼のニュアンスが柔らかくなります。
    • 사진 좀 찍어 주시겠어요? (サジン チョム チゴ チュシゲッソヨ?) – 写真をちょっと撮っていただけますでしょうか? これが、見知らぬ人に写真撮影をお願いする際の、非常に一般的で好ましい丁寧表現と言えます。
  • 「-아/어 주실 수 있으세요? (-ア/オ チュシル ス イッスセヨ?)」: ~していただくことは可能でしょうか?
    • 「-아/어 주다」+尊敬「-시-」+可能「-ㄹ 수 있다」+丁寧な疑問形「-(으)세요?」が組み合わさった、非常に丁寧な形です。「もし可能であれば」というニュアンスが強く、相手の都合を最大限に尊重する気持ちが伝わります。
    • 혹시 저희 사진 한 장만 찍어 주실 수 있으세요? (ホクシ チョヒ サジン ハン ジャンマン チゴ チュシル ス イッスセヨ?) – もしよろしければ、私たちの写真を一枚だけ撮っていただくことは可能でしょうか? ※「혹시(もし)」、「한 장만(ハン ジャンマン – 一枚だけ)」を加えて、さらに控えめに。

これらのより丁寧な表現を使うことで、相手にプレッシャーを与えず、お願いを聞き入れてもらいやすくなる可能性が高まります。特に年配の方や、少しフォーマルな雰囲気の場所でお願いする際には、これらの表現を意識すると良いでしょう。

声のかけ方とカメラの渡し方

丁寧な依頼フレーズを覚えたら、次は実際にどのように声をかけ、カメラやスマートフォンを渡すか、という実践的なステップです。スムーズなやり取りのためのポイントを押さえましょう。

スムーズな声かけ:「すみません」「あのう」

いきなり「写真撮ってください!」と切り出すのではなく、まずは相手の注意を引き、話しかける許可を得るための丁寧な呼びかけから始めましょう。

  • 丁寧な呼びかけ:
    • 저기요… (チョギヨ…) – あのう、すみません… 最も一般的で、幅広い状況で使える丁寧な呼びかけです。店員さんを呼ぶ時などにも使われます。まずこれで相手の注意を引きましょう。
    • 실례합니다… (シルレハムニダ…) – 失礼します… / 失礼ですが… 「저기요」よりも少しフォーマルで、「(あなたの時間を少しの間)失礼します」というニュアンスがあります。「저기요」の後に続けて「실례지만…(シルレジマン… – 失礼ですが…)」と加えることで、より丁寧な導入になります。
    • 잠시만요… (チャムシマンニョ…) – 少々お待ちください / ちょっとすみません… これも注意を引く際に使えます。「잠깐만요 (チャムッカンマンニョ)」も同じ意味でよく使われます。
  • 組み合わせ例:
    • 저기요, 실례지만 잠시 시간 괜찮으세요? (チョギヨ, シルレジマン チャムシ シガン クェンチャヌセヨ?) – あのう、失礼ですが、少しお時間よろしいでしょうか? ※「시간 괜찮으세요?(シガン クェンチャヌセヨ?)」はお時間大丈夫ですか?という丁寧な問いかけ。写真をお願いする前に、まず相手の都合を伺う、非常に丁寧なアプローチです。

これらの呼びかけで相手がこちらに気づいてくれたら、すぐに写真撮影のお願いを続けます。

カメラ/スマホを渡しながら:「これでお願いします」

お願いを聞き入れてもらえそうな雰囲気になったら、撮影に使う自分のカメラやスマートフォンを相手に渡します。その際の簡単なフレーズも覚えておきましょう。

  • デバイスを差し出しながら:
    • 이거요. (イゴヨ。) – これです。 スマホなどを指して。シンプルですが、状況的に「これで撮ってください」という意味は伝わります。
    • 제 핸드폰이요/카메라요. (チェ ヘンドゥポニヨ/カメラヨ。) – 私の携帯です/カメラです。 具体的にデバイス名を伝える場合。
  • 依頼と同時に渡す:
    • 이걸로 저희 사진 좀 찍어 주시겠어요? (イゴルロ チョヒ サジン チョム チゴ チュシゲッソヨ?) – これ(このスマホ/カメラ)で私たちの写真をちょっと撮っていただけますでしょうか? ※「이걸로(イゴルロ)」は「これで(道具・手段)」。デバイスを差し出しながらこのフレーズを言うのが最もスムーズです。
  • 準備が大切!:
    • すぐに撮れる状態にしておく: カメラアプリを起動し、インカメラ/アウトカメラの設定、フラッシュの有無など、基本的な設定を済ませてから渡しましょう。相手に余計な手間をかけさせない配慮です。
    • 持ちやすいように: ストラップがあれば手首に通してもらう、持ちにくい形状なら持ち方を伝えるなど、相手が落とさないように配慮することも忘れずに。

スムーズにデバイスを渡し、相手がすぐに撮影に取り掛かれるように準備しておくことが、親切なマナーと言えます。

簡単な操作説明と撮影後のやり取り

カメラやスマホを渡した後、シャッターの押し方を伝えたり、撮ってもらった写真を確認したり、そして最後にお礼を言うまでが、一連のコミュニケーションです。

シャッターボタンを教える:「ここを押してください」

スマートフォンの機種によっては、シャッターボタンの位置や押し方が少し分かりにくい場合もあります(特に画面内のボタンの場合など)。念のため、シャッターボタンの場所を伝える簡単なフレーズを知っておくと親切です。

  • 関連単語:
    • ボタン: 버튼 (ポトゥン / Beoteun) ※英語の “button”
    • 押す: 누르다 (ヌルダ / Nureuda)
  • 操作説明フレーズ:
    • 여기 누르시면 돼요. (ヨギ ヌルシミョン トェヨ。) – ここを押していただければ大丈夫です。 ※シャッターボタンを指差しながら。「누르다」に尊敬の「-시-」+「-(으)면 되다(~すればよい)」。これが最も丁寧で一般的な説明の仕方です。
    • 이 버튼 눌러 주세요. (イ ポトゥン ヌルロ ジュセヨ。) – このボタンを押してください。 より直接的な指示ですが、丁寧な依頼形「-아/어 주세요」を使っています。
    • 그냥 화면 터치하시면 찍혀요. (クニャン ファミョン トチハシミョン チキョヨ。) – ただ画面をタッチすれば撮れますよ。 画面タッチでシャッターが切れる場合の説明。「화면(ファミョン)」は画面、「터치하다(トチハダ)」はタッチする、「찍히다(チキダ)」は撮れる(撮るの受身/可能形)。

ほとんどの場合、相手はすぐに理解してくれますが、特に年配の方など、スマートフォンの操作に慣れていない可能性も考慮して、必要であればこの一言を添えると良いでしょう。

写真の確認とお礼:「確認します」「ありがとうございます」

無事に写真を撮ってもらったら、必ずその場で写真を確認し、そして心を込めてお礼を伝えましょう。

  • 写真の確認:
    • まず「감사합니다! (カムサハムニダ!)」とお礼を言ってから、スマホを受け取ります。
    • 잠깐만요, 확인할게요. (チャムッカンマンニョ, ファギナルケヨ。) – ちょっと待ってください、確認しますね。 ※撮ってもらった写真を確認する際に、一言断る丁寧な表現。「잠깐만요(チャムッカンマンニョ)」は「少々お待ちください」。
    • 確認して問題なければ: 네, 괜찮아요! 예쁘게 잘 찍어 주셨어요! (ネ, クェンチャナヨ! イェップゲ チャル チゴ ジュショッソヨ!) – はい、大丈夫です!きれいに撮ってくださいました! ※「예쁘게(イェップゲ)」はきれいに、「잘(チャル)」は上手に。具体的な褒め言葉を添えると相手も嬉しいでしょう。
  • もし撮り直しをお願いしたい場合(※極力避けるべきですが、どうしても必要な場合):
    • 撮り直しは、相手にさらなる時間と手間を取らせてしまうため、基本的には避けるべきです。特に目をつぶってしまったなど、明らかに失敗した場合以外は、感謝して受け取るのがマナーです。
    • どうしてもお願いしたい場合は、最大限の低姿勢で、理由を明確に伝えます。
      • 정말 죄송한데요, 혹시 눈을 감아서 그런데… 한 번만 더 부탁드려도 될까요? (チョンマル チェソンハンデヨ, ホクシ ヌヌル カマソ クロンデ… ハンボンマン ト プタットゥリョド トェルカヨ?) – 本当に申し訳ないのですが、もしよろしければ、目をつぶってしまったようなので…もう一度だけお願いしてもよろしいでしょうか? ※「죄송하다(チェソンハダ)」は申し訳ない。「눈을 감다(ヌヌル カムタ)」は目をつぶる。「한 번만 더(ハンボンマン ト)」はもう一度だけ。
  • 最後のお礼:
    • 写真を確認し終えたら、改めて、そして心を込めて感謝を伝えましょう。
    • 정말 감사합니다! (チョンマル カムサハムニダ!) – 本当にありがとうございます!
    • 덕분에 좋은 사진 찍었어요. 감사합니다! (トクプネ チョウン サジン チゴッソヨ。カムサハムニダ!) – おかげさまで良い写真が撮れました。ありがとうございます! ※「덕분에(トクプネ)」は「おかげさまで」。
    • 笑顔で軽くお辞儀をすると、より感謝の気持ちが伝わります。

親切に写真を撮ってくれた相手への感謝の気持ちをしっかり伝えることが、気持ちの良いコミュニケーションの締めくくりとなります。

実践!写真撮影をお願いする必須フレーズ5選

最後に、韓国で「写真を撮ってください」とお願いする一連の流れで、特に重要で使いやすい必須フレーズを5つ厳選してご紹介します。これらを覚えておけば、自信を持って現地の人に撮影をお願いできるはずです!

フレーズ1:丁寧な声かけ「저기요, 실례지만…」

  • 韓国語: 저기요, 실례지만… (チョギヨ, シルレジマン…)
  • 意味: あのう、失礼ですが…
  • 解説: 見知らぬ人に話しかける際の、最も基本的で丁寧な第一声です。「저기요(あのう、すみません)」で注意を引き、「실례지만(失礼ですが)」と続けることで、相手の時間や状況に配慮していることを示します。この後に「사진 좀 찍어 주시겠어요?」と続けるのが自然な流れです。丁寧な導入は、相手に快くお願いを聞いてもらうための第一歩です。
  • 使用場面: 街中や観光地で、撮影をお願いしたい相手に話しかける最初の瞬間。

フレーズ2:基本の依頼形「사진 좀 찍어 주시겠어요?」

  • 韓国語: 사진 좀 찍어 주시겠어요? (サジン チョム チゴ チュシゲッソヨ?)
  • 意味: 写真をちょっと撮っていただけますでしょうか?
  • 解説: 写真撮影をお願いする際の、最も標準的で、かつ十分に丁寧な依頼フレーズです。「사진(写真)」+「좀(ちょっと)」+「찍어 주다(撮ってくれる)」+丁寧な依頼形「-시겠어요?」。これ一つ覚えておけば、ほとんどの状況で失礼なくお願いすることができます。
  • 使用場面: 声をかけた後、具体的に写真撮影をお願いする時。最も汎用性が高い依頼フレーズ。

フレーズ3:誰の/何の写真を?「저희 사진 좀… / 이걸로…」

  • 韓国語(組み合わせ例): 이걸로 저희 사진 좀 찍어 주시겠어요? (イゴルロ チョヒ サジン チョム チゴ チュシゲッソヨ?)
  • 意味: これ(このスマホ/カメラ)で私たちの写真をちょっと撮っていただけますでしょうか?
  • 解説: フレーズ2に、「누구의(誰の)」写真なのかを示す「저희(チョヒ – 私たちの)」や、「何を使って(どのデバイスで)」撮ってほしいのかを示す「이걸로(イゴルロ – これで)」といった情報を加えることで、依頼内容がより具体的になります。「저희 사진(私たちの写真)」と「이걸로(これで)」を伝えることで、相手は何をどう撮ればいいのかをすぐに理解できます。
  • 使用場面: 自分のスマホやカメラを差し出しながら、グループ写真などをお願いする時。

フレーズ4:シャッターボタン指示「여기 누르시면 돼요」

  • 韓国語: 여기 누르시면 돼요. (ヨギ ヌルシミョン トェヨ。)
  • 意味: ここを押していただければ大丈夫です。/ ここを押すだけです。
  • 解説: カメラやスマホのシャッターボタンの位置を伝える際の、丁寧で分かりやすいフレーズです。「여기(ここ)」で場所を指し、「누르시면 돼요(押せばいいです)」で操作方法を伝えます。相手が操作に迷わないように、この一言を添えるのは親切な配慮と言えます。「이 버튼 눌러 주세요 (イ ポトゥン ヌルロ ジュセヨ – このボタンを押してください)」でもOKです。
  • 使用場面: カメラやスマホを相手に渡した後、シャッターの位置を伝える時。

フレーズ5:撮影後の感謝「정말 감사합니다!」

  • 韓国語: 정말 감사합니다! (チョンマル カムサハムニダ!)
  • 意味: 本当にありがとうございます!
  • 解説: 撮影が終わったら、必ず心を込めて感謝の気持ちを伝えましょう。「감사합니다」だけでも十分ですが、「정말(チョンマル – 本当に)」を付けることで、より強い感謝の気持ちを表すことができます。笑顔で伝えることが大切です。「덕분에 좋은 사진 찍었어요! (トクプネ チョウン サジン チゴッソヨ! – おかげさまで良い写真が撮れました!)」といった言葉を添えるとなお良いでしょう。
  • 使用場面: 撮ってもらった写真を確認した後、相手に感謝を伝える時。

まとめ

今回は、韓国旅行中に「写真を撮ってもらってもいいですか?」とお願いする際に役立つ韓国語フレーズについて、基本から応用まで詳しくご紹介しました。丁寧な声のかけ方「저기요, 실례지만…」、基本的な依頼「사진 좀 찍어 주시겠어요?」、具体的な指示「이걸로 저희 사진…」「여기 누르시면 돼요」、そして最も重要な感謝の言葉「정말 감사합니다!」。これらの必須フレーズを覚えておけば、言葉の心配をせずに、旅先での大切な瞬間を写真に残すことができるはずです。勇気を出して、ぜひ韓国語でお願いしてみてください。親切な人々とのちょっとした交流も、きっと旅の素敵な思い出の一部になることでしょう。