韓国語で「日本から観光できました。」は何て言えばいい?使いやすいフレーズ5選も紹介!
韓国旅行中、タクシーの運転手さん、お店の店員さん、あるいは親切に道を教えてくれた地元の人など、現地の人々とちょっとした会話をする機会は意外と多いものです。そんな時、決まって聞かれる質問の一つが「どこから来ましたか?」「旅行ですか?」といった、あなたの出自や訪問の目的についてです。
そんな場面で、もしあなたが「日本から観光で来ました」と、簡単な一言でも韓国語で伝えることができたら、相手との距離がぐっと縮まり、コミュニケーションがよりスムーズになるかもしれません。たった一言でも、相手の言語で話そうとする姿勢は、きっと好意的に受け止められるはずです。
しかし、「~から来ました」「観光のために」といった表現を、自然で、かつ失礼のないように韓国語で伝えるには、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、「日本から観光で来ました」という基本的なフレーズを中心に、その成り立ちとなる単語や文法、丁寧さのレベルに応じた使い分け、そして関連する質疑応答まで、詳しく解説していきます。さらに、旅行者が様々な場面で応用できる便利な必須フレーズも5つ厳選してご紹介。この記事を読めば、あなたも自信を持って韓国語で自己紹介(出身と目的)ができるようになります!
基本の単語:「日本」「観光」「来ました」を覚えよう
まず、「日本から観光で来ました」というフレーズを構成する基本的な単語を確認しましょう。これらの単語を知ることが、文章を理解し、応用するための第一歩です。
国名「日本」と関連語:일본 (イルボン) / 일본 사람 (イルボン サラム)
自分の国籍や出身を伝える上で、「日本」に関連する言葉は必須です。
- 日本:일본 (イルボン / Ilbon)
- 韓国語で「日本」を指す最も一般的な言葉です。
- 日本人:일본 사람 (イルボン サラム / Ilbon saram)
- 「일본(日本)」に「人」を意味する「사람(サラム)」を付けた形です。
- 例: 저는 일본 사람입니다. (チョヌン イルボン サラミムニダ。) – 私は日本人です。 ※「저(チョ)」は私(丁寧)、「-은/는(ウン/ヌン)」は助詞「~は」、「-입니다(イムニダ)」は「~です(丁寧)」。
- 日本語:일본어 (イルボノ / Ilboneo)
- 「일본(日本)」に「語」を意味する接尾辞「-어(オ)」が付いた形です。
- 例: 일본어를 공부하고 있어요. (イルボノルル コンブハゴ イッソヨ。) – 日本語を勉強しています。 ※「공부하다(コンブハダ)」は勉強する、「-고 있어요(コ イッソヨ)」は「~しています」。
- 日本から:일본에서 (イルボネソ / Ilboneseo)
- 場所の起点を示す助詞「-에서(エソ)」(~から)を付けた形です。
- 例: 일본에서 왔어요. (イルボネソ ワッソヨ。) – 日本から来ました。
これらの単語は、自己紹介や会話の中で頻繁に使うことになるので、しっかり覚えておきましょう。
「観光」と「来た」:관광 (クァングァン) / 왔어요 (ワッソヨ)
次に、訪問の目的である「観光」と、動作を表す「来た」に関連する言葉です。
- 観光:관광 (クァングァン / Gwangwang)
- 意味:観光。名詞です。
- 例: 관광 명소 (クァングァン ミョンソ) – 観光名所。 ※「명소(ミョンソ)」は名所。
- 旅行:여행 (ヨヘン / Yeohaeng)
- 意味:旅行。こちらも名詞です。「観光」とほぼ同じ意味合いで使われることが多く、特に目的を伝える際には「관광」と「여행」のどちらを使っても自然です。
- 例: 한국 여행은 처음이에요. (ハングク ヨヘンウン チョウミエヨ。) – 韓国旅行は初めてです。 ※「한국(ハングク)」は韓国、「처음(チョウム)」は初めて。
- (~しに)来た / 来ました:
- 基本の動詞: 오다 (オダ / Oda) – 来る
- 過去形(丁寧・ヘヨ体): 왔어요 (ワッソヨ / Wasseoyo) – 来ました
- 過去形(丁寧・ハムニダ体): 왔습니다 (ワッスムニダ / Watseumnida) – 参りました、来ました(より丁寧)
- 過去形(カジュアル・パンマル): 왔어 (ワッソ / Wasseo) – 来たよ
- 目的を表す形:
- 관광하러 (クァングァンハロ / Gwangwanghareo): 観光しに
- 「관광하다(クァングァンハダ – 観光する)」の語幹に、目的を表す語尾「-(으)러(ウロ/ロ – ~しに)」が付いた形。
- 여행하러 (ヨヘンハロ / Yeohaenghareo): 旅行しに
- 「여행하다(ヨヘンハダ – 旅行する)」の語幹に「-(으)러」が付いた形。
- 놀러 (ノルロ / Nolleo): 遊びに
- 「놀다(ノルダ – 遊ぶ、ぶらぶらする)」の語幹に「-(으)러」が付いた形。観光や旅行の目的を、よりカジュアルに「遊びに来た」というニュアンスで伝える際に使われます。
- 관광하러 (クァングァンハロ / Gwangwanghareo): 観光しに
これらの単語と形を組み合わせることで、「日本から観光で来ました」という文章を作ることができます。
文章の組み立て:「日本から」「観光で」「来ました」
基本単語がわかったら、次はそれらを組み合わせて、意味の通る自然な韓国語の文章を作る練習です。助詞の使い方や語順に注目しましょう。
出身地を示す「〜から来ました」:-에서 왔어요 (エソ ワッソヨ)
まず、自分がどこから来たのか、出身地や出発地を示す表現です。基本構造は以下の通りです。
- 基本構造: [場所の名前] + -에서 (エソ) + 왔어요 (ワッソヨ).
- [場所の名前]: 日本 (일본)、東京 (도쿄 – トキョ)、大阪 (오사카 – オサカ)など。
- -에서 (エソ / eseo): 場所の後ろに付き、「~から」「~で」という意味を表す助詞。
- 왔어요 (ワッソヨ / wasseoyo): 「来る(오다)」の過去・丁寧形「来ました」。
- 例文:
- 일본에서 왔어요. (イルボネソ ワッソヨ。) – 日本から来ました。 これが最も基本的な「日本出身です」の表現です。
- 도쿄에서 왔어요. (トキョエソ ワッソヨ。) – 東京から来ました。
- 오사카에서 왔어요. (オサカエソ ワッソヨ。) – 大阪から来ました。
- 후쿠오카에서 왔어요. (フクオカエソ ワッソヨ。) – 福岡から来ました。
- より丁寧に: より丁寧な「-ㅂ니다/습니다 (-ムニダ/スムニダ)」体を使う場合は、「왔어요」の代わりに「왔습니다 (ワッスムニダ)」を使います。
- 일본에서 왔습니다. (イルボネソ ワッスムニダ。) – 日本から参りました/来ました。
この「[場所]에서 왔어요/왔습니다」の形は、出身地を伝える際の基本中の基本なので、しっかり覚えておきましょう。
目的を示す「〜しに / 〜のために来ました」:-(으)러 왔어요 / – 때문에 왔어요
次に、韓国に来た目的(この場合は観光)を伝える表現です。いくつか言い方があります。
- 「-(으)러 왔어요 (-ウロ/ロ ワッソヨ)」: ~しに来ました
- 動詞の語幹に目的を表す語尾「-(으)러(~しに)」を付け、その後ろに「왔어요(来ました)」を続けます。動詞の語幹の最後にパッチムがあれば「-으러」、なければ「-러」を付けます。
- 관광하러 왔어요. (クァングァンハロ ワッソヨ。) – 観光しに来ました。 ※「관광하다(観光する)」の語幹「관광하」に「-러」が付いています。
- 여행하러 왔어요. (ヨヘンハロ ワッソヨ。) – 旅行しに来ました。 ※「여행하다(旅行する)」の語幹「여행하」に「-러」が付いています。
- 놀러 왔어요. (ノルロ ワッソヨ。) – 遊びに来ました。 ※「놀다(遊ぶ)」の語幹「놀」に「-러」が付いています(ㄹ語幹変則)。観光目的をよりカジュアルに伝える際に非常によく使われます。
- 「Noun + 왔어요」: ~(目的)で来ました
- 名詞の後にそのまま「왔어요」を続けることで、「~(という目的)で来た」という意味を表す、よりシンプルな言い方です。口語ではこちらの方が使われることも多いです。
- 관광 왔어요. (クァングァン ワッソヨ。) – 観光(で)来ました。
- 여행 왔어요. (ヨヘン ワッソヨ。) – 旅行(で)来ました。
- 「- 때문에 왔어요 (-テムネ ワッソヨ)」: ~のために来ました
- 名詞の後ろに理由を表す「때문에(~のために、~のせいで)」を付けて目的を言うこともできますが、これは通常、「仕事のために(일 때문에 – イル テムネ)」「出張のために(출장 때문에 – チュルチャン テムネ)」など、より具体的な用件がある場合に多く使われます。「観光のために」という意味で「관광 때문에 왔어요」と言うのは、あまり一般的ではありません。
観光目的を伝える場合は、「관광하러 왔어요」「여행 왔어요」「놀러 왔어요」のいずれかを使うのが自然で分かりやすいでしょう。
丁寧さのレベルと表現のバリエーション
韓国語では、話す相手や状況に応じて丁寧さのレベルを使い分けることが非常に重要です。「日本から観光で来ました」という基本的な内容も、丁寧語と普通の言い方(タメ口)では形が変わります。また、出身と目的を一つの文でまとめて言う方法も見ていきましょう。
丁寧語と普通の言い方:-ㅂ니다 vs -아요/어요
これまで主に紹介してきた「-아요/어요 (-アヨ/オヨ)」で終わる形(ヘヨ体)は、日常会話で最も広く使われる丁寧語です。これに対し、より格式の高い場面や、非常に敬意を払うべき相手に対して使われるのが「-ㅂ니다/습니다 (-ムニダ/スムニダ)」で終わる形(ハムニダ体/ハシプシオ体)です。そして、親しい友人や年下に対して使うのが、丁寧語尾を取り除いた「-아/어 (-ア/オ)」で終わる形(パンマル/タメ口)です。
- ハムニダ体 (より丁寧):
- 일본에서 왔습니다. (イルボネソ ワッスムニダ。) – 日本から参りました。
- 관광하러 왔습니다. (クァングァンハロ ワッスムニダ。) – 観光しに参りました。
- 일본에서 관광하러 왔습니다. (イルボネソ クァングァンハロ ワッスムニダ。) – 日本から観光しに参りました。
- 使う場面: 目上の人(特に年配の方)、公的な場面での自己紹介、非常に丁寧な対応をしたい場合など。
- ヘヨ体 (標準的な丁寧語):
- 일본에서 왔어요. (イルボネソ ワッソヨ。) – 日本から来ました。
- 관광하러 왔어요. (クァングァンハロ ワッソヨ。) – 観光しに来ました。
- 일본에서 관광하러 왔어요. (イルボネソ クァングァンハロ ワッソヨ。) – 日本から観光しに来ました。
- 使う場面: 初対面の人、店員さん、タクシーの運転手さんなど、日常的な場面で最も広く使える丁寧語。
- パンマル (タメ口 / カジュアル):
- 일본에서 왔어. (イルボネソ ワッソ。) – 日本から来たよ。
- 관광하러 왔어. (クァングァンハロ ワッソ。) – 観光しに来たんだ。
- 일본에서 관광하러 왔어. (イルボネソ クァングァンハロ ワッソ。) – 日本から観光しに来たんだ。
- 使う場面: 親しい友人、自分より年下の人(相手との関係性による)。旅行者が初対面の相手に使うのは絶対に避けましょう。
旅行中は、基本的にヘヨ体「-아요/어요」 を使っておけば、失礼にあたることはまずありません。状況に応じて、より丁寧にしたい場合に「-ㅂ니다/습니다」体を使う、という意識でいると良いでしょう。
「日本から観光で来ました」を一つの文で言う
出身地(日本から)と目的(観光で)を組み合わせて、一つの文でスムーズに伝える表現です。
- 「[出身地]에서 [目的] 왔어요」の形:
- 일본에서 관광 왔어요. (イルボネソ クァングァン ワッソヨ。) – 日本から観光(で)来ました。
- 일본에서 여행 왔어요. (イルボネソ ヨヘン ワッソヨ。) – 日本から旅行(で)来ました。
- 일본에서 놀러 왔어요. (イルボネソ ノルロ ワッソヨ。) – 日本から遊びに来ました。 これらは非常に自然で、口語でよく使われる表現です。「~しに」という意味の「-(으)러」を使わなくても、目的が明確に伝わります。
- 「[出身地]에서 [目的動詞]-(으)러 왔어요」の形:
- 일본에서 관광하러 왔어요. (イルボネソ クァングァンハロ ワッソヨ。) – 日本から観光しに来ました。
- 일본에서 여행하러 왔어요. (イルボネソ ヨヘンハロ ワッソヨ。) – 日本から旅行しに来ました。 こちらも文法的に正しく、丁寧な表現です。上の「Noun + 왔어요」形と意味はほぼ同じです。
- 少しフォーマルな自己紹介:
- 저는 일본에서 온 관광객입니다. (チョヌン イルボネソ オン クァングァンゲギムニダ。) – 私は日本から来た観光客です。 「관광객(クァングァンゲク)」は観光客。「오다(来る)」の連体形「온(オン)」で「来た~」となります。「-입니다(イムニダ)」で締めくくる、ややフォーマルな自己紹介です。入国審査や、少し改まった場面で自分の立場を説明する際に使えます。
通常、現地の人との簡単な会話では、「일본에서 여행 왔어요.」や「일본에서 놀러 왔어요.」あたりが、最も自然で親しみやすく、かつ丁寧さも保たれた表現として使いやすいでしょう。
よくある質問への応答:「どこから?」「目的は?」
韓国で現地の人と話していると、「どこから来たの?」「どうして韓国に?」といった質問をされることがよくあります。これらの質問に対する答え方を知っておくと、会話がスムーズに進みます。
「どこから来ましたか?」への答え方
これは、外国人に対して最もよく聞かれる質問の一つです。
- 質問の表現 (丁寧):
- 어디서 오셨어요? (オディソ オショッソヨ?) – どちらからいらっしゃいましたか? / どこから来ましたか? ※「어디서(オディソ)」はどこから。「오다(来る)」に尊敬の「-시-」と過去形、丁寧語尾が付いた形。非常に丁寧で一般的な尋ね方です。
- 어디에서 왔어요? (オディエソ ワッソヨ?) – どこから来ましたか? ※「오셨어요?」よりは少し直接的ですが、これも丁寧な聞き方です。
- 答え方:
- 일본에서 왔어요. (イルボネソ ワッソヨ。) – 日本から来ました。 (基本の答え)
- 도쿄에서 왔어요. (トキョエソ ワッソヨ。) – 東京から来ました。 (より具体的に)
- 저는 일본 사람이에요. 일본에서 왔어요. (チョヌン イルボン サラミエヨ。イルボネソ ワッソヨ。) – 私は日本人です。日本から来ました。 (国籍も合わせて伝える場合)
もし相手がパンマル(タメ口)で「어디서 왔어? (オディソ ワッソ?)」と聞いてきたとしても、こちらからは丁寧語「-아요/어요」で答えるのが無難です。
「なぜ来ましたか?/何の用で?」への答え方
訪問の目的を尋ねられることもあります。
- 質問の表現 (丁寧):
- 무슨 일로 오셨어요? (ムスン ニルロ オショッソヨ?) – どのようなご用件でいらっしゃいましたか? / 何の用で来ましたか? ※「무슨(ムスン)」はどんな、「일(イル)」は事、用事、仕事。「-(으)로(ウロ/ロ)」は理由・目的「~で」。これが目的を尋ねる際の最も一般的で丁寧な聞き方です。
- 왜 오셨어요? (ウェ オショッソヨ?) – なぜ来ましたか? ※「왜(ウェ)」はなぜ。言い方によっては少し直接的すぎたり、詰問調に聞こえたりする可能性もあるため、「무슨 일로 오셨어요?」の方が好まれる傾向があります。
- 어떻게 오셨어요? (オットッケ オショッソヨ?) – どのようにお越しになりましたか? / どういったご用件ですか? ※「어떻게(オットッケ)」はどうやって、どのように。これも目的を尋ねる丁寧な表現です。
- 答え方(観光目的の場合):
- 관광하러 왔어요. (クァングァンハロ ワッソヨ。) – 観光しに来ました。
- 여행 왔어요. (ヨヘン ワッソヨ。) – 旅行(で)来ました。
- 놀러 왔어요. (ノルロ ワッソヨ。) – 遊びに来ました。 (親しみやすい表現)
- その他の目的の場合:
- 일 때문에 왔어요. (イル テムネ ワッソヨ。) – 仕事のために来ました。
- 출장 왔어요. (チュルチャン ワッソヨ。) – 出張(で)来ました。 ※「출장(チュルチャン)」は出張。
- 친구 만나러 왔어요. (チング マンナロ ワッソヨ。) – 友達に会いに来ました。 ※「만나다(マンナダ)」は会う。
- 공부하러 왔어요. (コンブハロ ワッソヨ。) – 勉強しに来ました。 ※「공부하다(コンブハダ)」は勉強する。(留学など)
自分の状況に合わせて、これらのフレーズを使って正直に答えるのが良いでしょう。
実践!観光客が使える必須フレーズ5選
最後に、韓国旅行中に様々な場面で「私は日本からの観光客です」ということを伝えるのに役立つ、必須フレーズを5つ厳選してご紹介します。これらを覚えておけば、現地でのコミュニケーションがより円滑になるはずです。
フレーズ1:基本の自己紹介「일본에서 왔어요」
- 韓国語: 일본에서 왔어요. (イルボネソ ワッソヨ。)
- 意味: 日本から来ました。
- 解説: 自分の出身を伝える最も基本的で重要なフレーズです。タクシーの運転手さんとの世間話、お店の人との簡単な会話、道端で親切にしてくれた人へのお礼など、様々な場面で「私は日本から来たんですよ」と伝えることができます。シンプルながら、相手に自分の背景を伝える第一歩となります。
- 使用場面: 「どこから来ましたか?」と聞かれた時の返答、簡単な自己紹介。
フレーズ2:目的を伝える「관광하러 왔어요 / 여행 왔어요」
- 韓国語: 관광하러 왔어요. (クァングァンハロ ワッソヨ。) / 여행 왔어요. (ヨヘン ワッソヨ。)
- 意味: 観光しに来ました。 / 旅行(で)来ました。
- 解説: 韓国に来た目的を明確に伝えるためのフレーズです。「관광하러(観光しに)」でも「여행(旅行)」でも、どちらを使っても自然に「観光目的である」ことが伝わります。よりカジュアルに「놀러 왔어요 (ノルロ ワッソヨ – 遊びに来ました)」と言うのも、親しみやすさを出すのに効果的です。
- 使用場面: 「何の用で来ましたか?」と聞かれた時の返答、訪問目的を自分から伝える時。
フレーズ3:セットで伝える「일본에서 관광하러 왔어요」
- 韓国語: 일본에서 관광하러 왔어요. (イルボネソ クァングァンハロ ワッソヨ。)
- 意味: 日本から観光しに来ました。
- 解説: 出身地と目的を一つの文にまとめた、非常に便利で完成度の高いフレーズです。「일본에서(日本から)」+「관광하러(観光しに)」+「왔어요(来ました)」。これを言えれば、「日本から来た観光客なんだな」ということが相手に明確に伝わります。「일본에서 여행 왔어요」や「일본에서 놀러 왔어요」も同様に便利です。
- 使用場面: 自己紹介が必要な場面全般。質問に対する明確な返答として。
フレーズ4:滞在期間を尋ねられたら「〇日間いる予定です」
- 韓国語: [漢数詞]일 동안 있을 거예요. ([漢数詞]イル トンアン イッスル コエヨ。)
- 意味: 〇日間いる予定です。 / 〇日間滞在します。
- 解説: 会話の流れで「どれくらい滞在するの?(얼마나 계실 거예요? – オルマナ ケシル コエヨ?)」と聞かれることもあります。その際に使えるフレーズです。[数字]には漢数詞(일, 이, 삼, 사, 오… イル, イ, サム, サ, オ…)を入れ、「일(イル – 日)」+「동안(トンアン – ~の間)」+「있을 거예요(イッスル コエヨ – いるでしょう/いるつもりです)」と続けます。
- 例: 5日間滞在する場合 → 오 일 동안 있을 거예요. (オ イル トンアン イッスル コエヨ。) / 5日間いる予定です。
- 使用場面: 滞在期間について尋ねられた時。
フレーズ5:簡単な感想「한국은 처음이에요. 재미있어요!」
- 韓国語: 한국은 처음이에요. 재미있어요! (ハンググン チョウミエヨ。チェミイッソヨ!)
- 意味: 韓国は初めてです。楽しいです!/ 面白いです!
- 解説: 会話を少し広げるための簡単な感想フレーズです。「한국은 처음이에요(韓国は初めてです)」は、初めて韓国を訪れた場合に使うと、相手も「そうなんですね!」と興味を持ってくれるかもしれません。「재미있어요!(楽しいです!/面白いです!)」はポジティブな感想を伝える基本表現。「좋아요! (チョアヨ! – いいですね!)」や「신기해요! (シンギヘヨ! – 不思議です!/目新しいです!)」など、他の形容詞に入れ替えても良いでしょう。
- 使用場面: 会話のきっかけとして。自分の簡単な感想を伝えたい時。
まとめ
今回は、「日本から観光で来ました」という、韓国旅行中に非常に役立つ基本的な自己紹介フレーズを中心に、関連する単語や文法、様々な表現のバリエーション、そしてよくある質問への答え方などを詳しくご紹介しました。「일본에서 왔어요(日本から来ました)」、「관광하러 왔어요(観光しに来ました)」、そしてそれらを組み合わせた「일본에서 관광하러 왔어요」といった基本フレーズを覚えておくだけでも、現地の人々との簡単なコミュニケーションが可能になり、旅の体験がより豊かなものになるはずです。丁寧な言葉遣いを心がけつつ、ぜひこれらのフレーズを活用して、韓国の人々との交流を楽しんでくださいね。
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